【総務のリアル】10年前はサービス残業の嵐…そんな小さな会社が「フレックス制」を導入した大人の事情

こんにちは、ななです!

今回は、私がこの春からパートから正社員へ切り替わったタイミングで、職場に起きた「運のいい、嬉しい変化」についてお話しします。

なんと、私の勤める10人規模の税理士事務所で、このたびフレックスタイム制が導入されたのです!

「大手の会社ならまだしも、そんな小さな事務所で?」と驚かれるかもしれません。実はこれ、私の職場に限らず、世の中の「深刻な人手不足」と「超・売り手市場」が生み出した、現代のリアルな変化なのです。

――今でこそ正社員としてフレックスで快適に働いている私ですが、今から10年前、この事務所にパートとして入社したばかりの頃を思い出すと、本当に凄まじい日々でした。

当時の私は、週にたった「15時間勤務」のパート。
それなのに、手渡されたのはなんと顧問先担当12件という、キャパオーバー間違いなしの数字でした。

しかもその内訳が、
「レシートや領収書をぐちゃぐちゃのまま押し付けてくる手のかかる顧問先」や、
「事業がどんどん拡大して、秒単位でやることが増えていく会社」など……。

当然、たった週15時間の勤務内で終わるはずがありません。
でも当時の私には、「年間130万円の社会保険の壁」という大きな制約がありました。

これ以上シフトの時間を増やすわけにはいかない。
でも、任された仕事は終わらないし、自分がやらないと会社にも顧問先にも迷惑がかかってしまう。

追い詰められた結果、私が選んだのは、タイムカードを押した後に黙々とパソコンに向かう「自主的なサービス残業」を重ねる毎日でした。

「パートなんだから、そこまでやらなくていいのに」

そう言われるかもしれません。でも、真面目でがむしゃらな昭和世代の私にとって、途中で仕事を放り出すことなんて、どうしてもできなかったのです。当時は本当に、心も体もギリギリの自転車操業でした。

あれから10年。
今、世の中は深刻な人手不足に陥っています。

企業側は、求人をかけても簡単には人が来ない時代。だからこそ、今いる貴重なメンバーに長く働いてもらうため、そして新しく入ってくる人に選んでもらうために、あの手この手で「働き方の改善」を迫られています。

「パートにサービス残業をさせて、なんとか回していた昔のやり方」では、もう会社は生き残れないのです。

私が正社員になったタイミングでの「フレックス制導入」は、一見、運が良かっただけに見えるかもしれません。でも実は、企業側が「変わらなきゃ生き残れない!」と必死に自社の働き方を変革し始めたタイミングと、私のステップアップがピタッと重なった結果だったのだと感じています。

今、もし過酷な労働環境に悩んでいるパートの方がいたら、伝えたいことがあります。

世の中は確実に、働く側が選べる時代にシフトしています。
あなたががむしゃらに頑張ってきたそのスキルと誠実さは、いまや「働きやすい環境を用意してでも、這ってでも欲しい」と企業が喉から手を出して求めている宝物です。

「昔はこうだったから」と我慢し続けず、時代の波に乗って、もっと自分が輝ける働き方をわがままに選んでみませんか?

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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